【シーバスにピッタリ!】コンパクトかつ8ft超えなロッド『OUTBACK NS886L | tailwalk』

コンパクトで軽量、しかも8ftを超える長さを備えたロッド。

コンパクトロッドは売られているけど、全長が長くなれば比例して仕舞寸法も大きくなり、とても携帯性に優れているとは言えないサイズ感の製品ばかり。仕舞寸法を小さくするならショートロッド、あるいは携帯性皆無なロングロッド…。しかし、自分は大学帰りに釣りをしていたため「電車で邪魔にならない仕舞寸法」「できれば目立たないデザイン」「遠投と足場を考えて長め」なコンパクトロッドを探していた。

様々なコンパクトロッドを調べた結果、仕舞寸法やデザイン、そして8ftを超える全長から『OUTBACK NS886L』が最適だと考え、店舗でリールをつけて確かめ購入。使用してみた感想や他の選択肢との比較を交えながら、レビューしていきたい。

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コンパクトながら十分なレングスを備えた『OUTBACK NS886L』

『OUTBACK NS886L』は6本継ぎで仕舞寸法が49cmのモデル。ケースは柔らかい布素材で、一本ずつセパレートして収納できる。ハードケースのように余計なスペースを取らないため、コンパクトに持ち歩きたい人にとってはありがたい仕様になっている。

サイズ感

49cmというコンパクトさゆえに、アウトドア用のリュックサックの中に竿をしまうことができた。サイドポケットに入れて持ち運ぶ際は、ケースに太さが無いためポケットの中で多少の遊びができてしまう。そのため、固定できるパーツがあるものや、ポケットのサイズが小さめなリュックを選ぶと、落下の心配なく移動できるようになるだろう。

中に入れる場合、無印良品の『肩の負担を軽くする リュックサック』が斜めにして入る限界サイズだった(ちょっと無理がある…)。

同じtailwalkから出ている、人気ランディングシャフト『キャッチバー改』と同じ長さ

シンプルで落ち着いたデザイン。釣り竿だと気づかれたくない人にもピッタリ

主張しないデザインで、サイドポケットに入れていても釣り竿だとは思われない(これ重要!)。他社の製品のケースが、いかにも釣り竿というようなデザインをしている中、必要最低限のロゴのみで布ケースを採用しているOUTBACKシリーズは、ポイントが高い。

持ち運びという観点だけでなく、どんな場所にも持っていけることが考えられているため、「オフィスに持っていって仕事帰りに」「キャリーバックに入れて旅行ついでに」なんて使い方も可能になる。

合わせているリール

装着リール:CALDIA 3000-CXH

8fというレングスがあり、飛距離が出せるロッドであるため、太い糸が多く巻ける3000番、4000番などがベストマッチ。自分は港湾部でシーバスを狙っているため、PE0.8号を200メートルを、ダイワのカルディアに巻いて使っている)。

スペック(NS886L)

全長:8ft8in(約2.6m)、仕舞寸法:49cm、継ぎ数:6、重量:130g、ルアー:MAX28g、ライン:MAX14lb、アクション:レギュラー

SiC Kガイド搭載。ターゲットはシーバスやロックフィッシュ。

スペックの詳細はこちら:https://www.tailwalk.jp/product/outback/

実際に使ってみた感想

6本継ぎとは思えない扱いやすさ

継ぎ数が多いから強度が劣るということは全くない。適度な張りがあるためキャストがしやすく、グリップも握りやすいのでルアーコントロールも思いどうりにできる。ルアーの抵抗やボトムの感触も問題なく捉えることができ、魚とのファイト中は綺麗にロッドが曲がってくれる。OUTBACK NS886Lは柔らかいモデルでありながら、かなり粘り強いロッドになっている。

扱いやすいルアーウェイト

よく使うルアー達

ルアーウェイトは7gから24gくらいが扱いやすい。バイブレーションなどの引き抵抗の強いルアーは14g前後が一番気持ち良く扱える。また、竿に柔軟性があるため、7g程度の軽いルアーであっても快適に投げられる。ルアーウェイトギリギリでの空気抵抗が大きなミノーのキャストやジャーキングは、少し無理がある。それ以外では、基本的にどのようなルアーでも快適にキャスト、アクションをつけることができる。

少しだけ気になるところ

ロッド自体は軽量だが、継ぎ数が多いだけに若干の先重り感は否めない。ただし、キャストや使い心地に支障が出るほどではない。もし、それでも気になるようであれば、バランサーの装着や軽すぎるリールを取り付けないなどの対策を検討しても良いだろう。

スペックが似ているNS866MLとの違いは?

仕舞寸法が48cmで8ft6inのNS866MLがある。カタログ上の大きな違いとしては、30g重たいことくらいしか見受けられない。しかし、店舗でリールをつけて確認したところ、ブランクスがNS886Lより太く強くなっているため先重り感がかなりある(4000番の重めのリールをつけても、先重りを強く感じた)。また、ショアジギングを想定しているためかなり硬めで張りがある。

以上の点から、シーバスやロックフィッシュを狙うのであれば、扱いやすさを考慮してNS886Lをおすすめする。

どのような人におすすめできるロッドか

「電車での釣行が多い」「どこへでも持っていける竿が欲しい」「都会でシーバスをやる」、このような人には是非おすすめしたい。その優れた携帯性から、場所を問わず持っていくことができる点、マルチピースロッドだとは思えないような扱いやすさ、狙える魚の多さなど、様々な魅力を併せ持ったロッドになっている。特に、シーバスを狙うアングラーの方にはお勧めしたい一本になっている。

まとめ

こんな感じで『OUTBACK NS886L | tailwalk』をレビューしてみた。この一本を持っているだけで、出張や旅行などにも対応できるため、釣り方の幅だ広がること間違いなし。竿を手に持って移動する煩わしさから解放された時、あまりのストレスフリーさに僕のようにコンパクトロッドにハマるかもしれない。ロッド選びで悩まれている誰かの参考になれば幸いだ。

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Tomokoe|トモコエ
ブログ初心者、デザインを学んでいるブロガーです。

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