前回は、くせ毛になったことで自分の身に降りかかった様々な苦難を話した。ここからは、具体的にどのような対策を講じたのか、それによって改善したのかどうかを話していく。高校2年生になった自分には更なる試練が待ち受けていたのであった。
悪化とストレス編
どんどん悪化するくせ毛
後天的にくせ毛を発症した僕は、時間が経てば次第に元のストレートヘアに戻るだろうと楽観的に考えていた。しかし、事態が好転することはなく前髪だけに出ていたクセは、次第に後ろやサイドにも出現し始めた。特に悪化したのは、前髪だった。軽いウェーブであればで簡単に扱うことができたのだが、自分の前髪は前方向に一回転カールしていたのである。クセが出にくい髪の長さを知りたかったため、ベリーショートなどの短めのヘアスタイルも試した。しかしながら、強いクセゆえ髪の毛がぴょんぴょん跳ねるようになってしまい、清潔感のない髪型になってしまった。
髪の状態に比例して増加するストレス
髪の毛のトラブルはストレスの大半を占めると言っても過言でない。雨の日は憂欝になり、少しでもスタイリングが崩れると気分は最悪だ。ヘアセットが禁止されていた高校だったため、ジェルなどで髪を上げるスタイルなどはできなかった。そのため、ドライヤーやアイロンで伸ばした髪の毛は湿気ですぐにうねり始め、カールした毛先が額をチクチク攻撃する。そんな状態で勉強や作業に集中できるはずもなく、イライラが溜まり続ける生活を送っていた。
改善のために取り組んだ3つこと(高校ver)
ちなみに僕の髪質は『硬い・太い・くせ毛』である。
様々なシャンプー・トリートメントを試した
まず初めに、くせ毛になった原因は、シャンプーによる過度のダメージにあるかもしれないと考えたて様々な種類のものを試した。まず試してみたのはアミノ酸系シャンプーだった。いわゆる優しい系シャンプーの代表的な存在である。
シャンプーとトリートメントをシリーズ使いしたが、現状維持という感じでクセが扱いやすくなることはなかった。そうなると、ダメージによるくせ毛では無さそうだと考えられた。
次に試したのは、保湿系シャンプーである。髪をしっとりさせるとクセが大人しくなるというくせ毛の特徴を活かして、扱いやすい髪の毛を手に入れようという作戦である。ここで試したのは以下のシャンプーだ。
HIMAWARIはしっとり感が強く、今まで使用したシャンプーの中では、一番髪が素直にまとまった感触があった。パンテーンは、自分の髪の毛には相性が良くない印象だった。乾燥気味になってしまった感じだ。
オイル・ミルク・クリームなどのアウトバストリートメントを試した
くせ毛になると髪の毛の手触りは悪くなり、まとまりがなくなる。そのため、クセ抑える、ボリュームダウン、湿気対策のコーティング剤として様々なトリートメントを試した。
ここで並べた商品は、LIPPSのものを除いて全てかなり重めのアウトバストリートメントになっている。これだけ試してみたものの、自分の髪にあったものはなかった。しかも、ベタつきがあったためおすすめできない。特にロレアル・大島椿はズシッと重いので、使うのであれば少量使用を推奨する。
スタイリング剤を色々使ってみた
スタイリング剤でクセを抑え込もうと、様々な種類を試してみた。高校時代は、ジェルやグリースなどのいかにもスタイリングしてます感のあるものは使用できなかったので、ワックスがメインになっている。ジェルやグリースは後々書く予定の大学編にて紹介する。
これ以外にも使用していたものがあるが、質感が似ているものは省略している。この中で、一番くせ毛に馴染んで自然なスタイリングができるのは、MEUVEL Flap Waxだ。柔らかめのファイバーワックスで、髪にツヤが生まれしっとりする。ただ、雨の日に髪がくるくるなるのを防ぐことはできない。晴れている日に使用するか、スタイリングに活かせるような自然なくせ毛をお持ちの方は、是非手に取ってみてほしい。
僕と同じように、硬毛で太い髪質の人は絶対にマットタイプは選んではならない。馴染みが悪く、クセを活かしたスタイリングがしにくい事と、くせ毛に足りない髪のツヤを補うことができないためである。
まとめ【vol.2】
高校2年、3年で僕のくせ毛はさらに悪化することになる。様々な、ヘアケアアイテムを使ってみたももの明確な改善は見られず、ストレスがどんどん溜まっていく日々。くせ毛のストレスから解放される日は来るのか…
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